MacBookに用意したいUSB-Cハブ、3つを比較してみる

最近のMacBook(MacBook Pro含む)は、外部の周辺機器等と接続するポートがUSB-Cのみとなってしまいました。しかも機種によってはUSB-Cポートが1つしかない、というのもあります。

USB-C
USB-C(Appleのサイトより)

 

USB-Cそのものは、

  • リバーシブル(上下の区別がない)
  • 最大5Gb/sのUSB高速データ転送
  • ビデオ出力

など多機能ではあるものの、それしかつなぐところがないとなると不便です。しかも、MacBookの場合、電源ケーブルとも兼ねてます。

なので、充電中だと他の周辺機器が使えないという不便も生まれてしまいます。

そういう場合、USB-Cのハブを取り付けて、拡張させるという手段が考えられます。

ということで、ここではUSB-Cのハブを3つご紹介したいと思います。

わたし自身が使っている商品の感想もありますので、参考にしていただければと思います。

 

1.CENTURY 「Terminal C.Ver2」

まず最初は、わたし自身が先日購入したCENTURYの「Terminal C.Ver2」です。

CENTURY Terminal C
CENTURY Terminal C

3方向から撮影しました。

そなえているポートは、USB3.0(昔のUSBです)、SD CARD、LANケーブル、HDMI、そしてUSB-Cです。

USB-C(俗にメスと呼ばれる、差し込み口)を持っていますので、純粋にUSB3.0、SD CARD、LANケーブル、HDMIという4種類のポートが増えることになります。

充電ケーブルを刺して充電しながら、SD CARDを指したり、USBケーブルを刺してiPhoneを充電したりなどできます。

購入して1週間ほど、問題なく動作しています。

ただ気になるのは、本体が熱くなることがあること、本体をちょっと動かしただけでSD CARDが外れること(物理的には外れていないが、Macの画面に「不正な方法で外しましたよ」という、あのメッセージが出ることです。

ひんぱんにこの現象が出るようだと問い合わせようかと思ってますが、今のところはまだ許容範囲かな、と我慢してます。

また、CENTURYのウェブサイトに以下のような記述があります。

Q.すべてのポートを同時に使用することは可能ですか?

A.使用可能です。USB接続のHDD等、USBの帯域を多く取るUSBデバイスを同時に使用した場合、転送 速度が低下したり、不安定になる場合がありますので、その場合は接続するUSB デバイスの数を減らしてご使用ください。

これは、他の商品とも同じかな。わたしが使っている範囲では困ったことまでは起きてませんが。

ビックカメラで9,000円弱で購入しましたが、ビックカメラのカードを持っている人はポイントが10%つくので実質8,000円ちょっとで買えることになりますね。

 

 

 

2.HooToo

次はHooTooです。

HooToo
HooToo(画像はAmazonより)

上記の画像をご覧いただくとおわかりと思いますが、USB3.0×3、SD CARD、HDMI、そしてUSB-Cです。

CENTURYと比較すると、USB3.0が2つ多いですが、LANケーブル差込口がないですね。厚さは5.7ミリで、CENTURYの19ミリより薄いです。

最近はLANケーブルを使ってのネット接続をする人は少ないかな。だからLANがなくてもいいかもしれません。わたしはセキュリティを考慮して、ホテルなどで無料Wi-Fiサービスと有線LANの両方がある場合、有線LANでのケーブルを使うので、CENTURYのほうがいいかな。

USB接続を3つも一挙に使うこともないですし。


 

3.act2(アクト・ツー) HyperDrive Thunderbolt 3 USB-C Hub

act2 HyperDrive Thunderbolt 3 USB-C Hub
act2 HyperDrive Thunderbolt 3 USB-C Hub

最後は、act2の製品です。

act2というと、古くからのMacユーザーにはおなじみではないでしょうか。

市場で多分唯一の、MacBook(Pro、Airを含む)に充電できるモバイルバッテリー「Hyper Drive」を発売しています。

USB-Cのハブも、その名称をそのまま使ったのが、act2の製品です。

ポートの種類は、Thunderbolt 3、USB 3.1、SD CARD、microSD CARD、HDMI、そしてUSB-Cです。

microSD カード、Thunderbolt 3があること、そして一番の特徴は、MacBook Proの側面にピッタリと接することですね。

本体にピッタリ接することから、周辺機器ということを忘れさせる感じですね。

また、Thunderbolt 3という、少々マニアックとも言えるポートも特徴です。

(USB-CとThunderbolt 3は、似ていて非なるもの。違いは以下のサイトをご覧ください。)

blog.sideriver.com

 

 

わたしを含め、普通のMacユーザーであればUSB-Cで十分かな、という感じですが、ヘビーな使い方をするとか特殊な使い方をする方であれば、これがいいですね。

最初の2つの商品はMac以外にも使えるようですが、このHyperDrive Thunderbolt 3 USB-C Hubは、Macのために作られたものです。クラウドファンディングでの資金調達がされています。

「Macのために作られた」ということの裏返しで、Mac以外では使えないとお考えください。正確には、USB-Cポートが2つ並んだMacBook Pro以外は使えません。

なぜなら、この製品は、MacBook Proの本体にあるUSB-Cのポート2つをいっぺんに塞いでしまう(使ってしまう)形だからです。

ご購入・ご検討はこちらから。

HyperDrive Thunderbolt 3 USB-C Hub for MacBook Pro 2017/2016 - スペースグレイ

※なお、USB-Cのポート1つだけを使う製品もあります。

 

4.比較表

以上の商品を比較しました。

CENTURY HooToo act2
USB-C
USB3.0 1つ 3つ 2つ
SD カード
micro SD
HDMI
Thunderbolt 3
LANケーブル

それぞれ特徴がありますね。

ご自身のスタイル、用途にあわせてお選びください。

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