大雪の被害を受けておられる皆様にお見舞い申し上げます。
かく言うわたしの住む福岡も、実は寒いんです。
雪は今回はさほどですが、寒いのは寒いんですよ。
1.北から目線
昨日は最高気温 0度だったよ。
うちはずっと氷点下だったぜ。0度で偉そうに言うなよ。
道路が凍ってて、滑って転んじゃったよ。
路面が凍結してるときは、ペンギンみたいに歩幅を小さくして歩かないとダメ。滑るの当たり前だよ。アホか!
こんな、上から目線的な言いがかり。寒いバージョンを「北から目線」と言うのだそうですが、知ってました?
福岡に住むわたしも、親戚が北海道にいるもんで、少しは寒い地域のことがわかります。で、偉そうに「北から目線」の話をしようと思います。
2.雪割り
雪かきはみなさんご存知ですよね。
わたしは、彼の地、北海道で雪割りを経験しましたよ。
雪割りとは何か、と言いますと、名前のとおり雪を割ることです。
積もった雪を払いのけるのが雪かき。
雪割りは、積もった雪が固められたものを割って払いのけるのです。
わたしが経験したのは、ほぼ1シーズンずっと圧雪、踏み固められた雪、というか氷。
いや、氷よりも硬いはず。
どんな場所の雪か、というと。
屋根付きの車庫と道路の間。
家の敷地と道路の間に段差がありますよね。緑色の線のあたり。(画像はこちらからお借りしました。)
ここって、
- 雪が積もる
- 雪かきする、でも少しは残る
- 車が通過して、タイヤで雪が固められる
- 雪が積もる
- 雪かきする、でも少しは残る
- 車が通過して、タイヤで雪が固められる
- 雪が積もる
- ・・・
と、このサイクルがずっと続くんですよね。
どんどん固められていく。
だから、めっちゃ硬いんです。
どれだけ硬いかというと、割るのにツルハシが必要なくらい。
押し固められたとはいえ、雪を割るのにこんなのが必要なんです。
最初、「雪割り、やったことある? やってみ」と言われ、スコップでやってたんだけど、全然ダメ。
結局、ツルハシ、しかもとがったほうでやんないと割れないんです。
ツルハシを上の方に振り上げ、餅つきみたいにガツンとやんないと割れないんです。
結局、たかが車庫の幅ほどを雪割りするのに、小一時間かかりました。
当時、30代だったわたしが、です。
雪割りをしなくて済むんだったら、それにこしたことはない。
雪割りをする必要なく、ぬくぬく(温くはないけどね)過ごしているわたしがご紹介しました。
みなさま、ご安全に。