二日酔いになりにくい酒の飲み方を、大酒飲みが語るけど、信じるか信じないかはあなた次第

花見だ、歓迎会だと、お酒を飲む口実に事欠かない春です。

社会人デビューする若人よ、二日酔いに悩まされる大人たちよ、大酒飲み(らしい)のわたしが、他人に教えられるわけでもなく自然に身についていた「二日酔いになりにくい」酒の飲み方をご披露します。参考にしていただければ幸いです。

ビールを美味しく飲むには

なお、ご紹介する内容はわたしの身体に合っていて結果を出しているので自信をもってのご紹介ですが、万人に同程度の効果が出るかは保証の限りではありません。あしからず。

ちなみに、わたしの酒量はこんな感じです。

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飲み放題のお店に行ったら、7〜8杯が基本。10杯以上飲むこともなきにしもあらず、ってか、それがほとんどかもね、アルカポネ。

 

1.飲みすぎない

アルコールを飲みすぎない。

これが簡単で、一番効果のあることです。

当たり前すぎるのですが、一番最初にちゃんと書いておかないとね。

 

2.アルコール以外の水分を飲む

アルコールのはいっていない水分をたくさん飲むこと。

お酒を飲みながらときおり水を飲む。

たとえば、ビールを飲みながら時々水を飲む。いわばチェイサー。

チェイサーの本来の意味とは違うかもしれないけど、アルコールの合間に水分をとることは効果があります。

ガブガブ飲みたいからそんなのできないとか、「お前、水飲んでんのけ?」的な許されない場面だとしたら、飲み終わって帰宅してからでもいいです。

寝る前になるべく多くの水分、理想は真水、白湯(さゆ)が一番ですが、とにかく飲みましょう。

アルコール度数の高い液体は、アルコールの分解に時間がかかったり、胃壁に悪い影響が大きいらしいです。また、アルコールは、水分の排出、つまりはおしっこで身体から水分を出そうとするので、飲めば飲むほど身体から水分が失われます。

お酒を飲んだ翌朝、のどが乾いてる、あるいは夜中にのどが乾いて目が覚めるって経験したことある人は少なくないと思います。その解消にもいいです。

朝、かーっと飲むお水がおいしいって経験、ありますよね。

 

3.なるべく食べる

食べることは、二日酔い防止には必要です。

アルコールを分解するために、食べる必要があるってことはあとから知りました。

締めのラーメンを否定する人は多いですよね。肥満とか悪玉コレステロールとか、そんな切り口なら確かに悪いのでしょうが、二日酔いを防ぐためには食べたほうがいいのです。

締めのラーメンは、身体が本能的に欲するのです。二日酔い防止のためには理にかなってます。

食べ物でしっかりダムを造って、そこにビールという水を貯める。貯めた水が流れ出さないためにはよりしっかりしたダムを造る=食べ物をしっかり食べる、そんな感覚。

(理論的に合っているかは不明・・・)

結局は、

「二日酔いを避けたい」 と 「肥満を避けたい」

のかのどちらを選択するか、でしょうが、わたしは断然前者です。

 

4.飲み終わってから寝る前の間の時間をなるべく長くとる

お酒を飲み終わって、帰宅して、すぐに寝る。

これはよろしくない。

酒を飲んだら眠たくなるのですぐ寝たい、と思いがちです。でも、寝るまでの時間をできるだけ稼いだ方がいいです。

すぐ寝ると、目覚めたときの具合の悪さがひどいんですよね。

寝てる間は、アルコールを分解する身体の機能が落ちるらしいです。寝てるから、身体の機能が落ちるのは想像がつきますね。半分くらいに落ちるらしいです。

ビールの中びんは、日本人の平均では4時間でアルコールを分解するらしいですが、寝てる間は半分ですから8時間かかるらしいっす。

 

5.しっかり寝る

前項4「飲み終わってから寝る前の間の時間をなるべく長くとる」と反することを言ってるように思われるかもしれませんが、

寝る前の時間をしっかり確保し、寝るのはしっかり寝る

と考えてください。

わたしは、睡眠について障害があるので、気をつけていないと睡眠がちゃんととれません。ちゃんと睡眠ができなかった朝は、前夜がたとえ少量の飲酒だったとしてもフラフラです。

息もくさいので、アルコールの検査をしたら高く出ます。

うちの会社は、毎日アルコールのチェックをしないといけないルールになっているので、それがわかるんです。次の日が営業日だったら、前夜は睡眠をしっかりとるために必死です。

ちなみに、睡眠をしっかりとれなかった休日の朝、わたしの体調はもちろんですが、それ以上に子どもから

「お父さん、お酒臭い。やっぱ、お父さんは酒飲みやな」

と言われるのはズキンときます。

睡眠をしっかりとるのは、二日酔いに限らず、いろんな切り口からも必要です。

胃腸(特に便通)、めまい、脳の働き、眼の疲れは、わたし自身の経験として、睡眠がとれなかったときに不具合がほぼ確実に起きる現象です。

 

6.楽しいお酒

悲しいお酒、楽しくないお酒は、アルコールの分解を遅らせるってことを聞いたことがあります。

楽しくなければ身体の反応、働きが落ちることは想像できます。

わたしの経験としても、それは間違いないですね。

「そんなおまえさんは、肝臓はどうなんだよ?」

という方、最近の血液検査の結果の一部をさらします。

γ-GTP

γ-GTPが40。

決していいとは言えないけど、そんなに悪くもないでしょ。

休肝日をちゃんと守ればもっとこの数値は低くなります。

お酒は百薬の長

と言われます。これは、飲酒の量や頻度が適度な範囲の場合らしいです。

多くの方々が二日酔いにも、肝臓の病気にも無敵な快適アルコールライフ「適正飲酒」を送られることをお祈りします。

わざとらしく、オルニチンの広告を貼ってます。これがなくても、上記を実践すれば大丈夫!

 

 

久里浜『アルコール病棟』より―臨床30年の知恵

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