連休が終わり、五月病にかかってるひと、いませんか。
生きていくって難しいよね。
50年も人生生きてると、いろいろ感じることあるんだ。
たとえば、人とすれ違う方法って人生そのものだと。
横断歩道で信号が青になるのを待って歩き出す。
前方からこちら側に向かってくる人や自転車とぶつからず、すれ違う。
ときどき失敗してぶつかったり、肩が触れ合ったり、自転車は通り抜けられなくて止まったりする。
あれって、うまくすれ違うわたしなりのコツがあるんですけど、それって人生そのものじゃね?と思うんだよね。
1.パターン別で説明
そのコツをパターン別でご説明します。
こちらは歩行者、すれ違うのも歩行者を想定してはいますが、相手が自転車でも同じです。
以下の図で、矢印が太いのはそれだけ意思が強いこと、細かったり点線だったりするのは意思が普通とか弱いといった意味です。
(1)強い意思でまっすぐこちらに向かってくる人
下が自分です(以下、同じ)。
こういう場合、相手は融通がききませんので、こちらがよけましょう。
右か左にさっと移ってよけましょう。
こういう人物に限って「ぶつかってんじゃねえよ!」と怒ったりします。
【追記】2017/07/29
やっぱり「こういう人物」がいました。
わたしも遭遇したことあります。
www.mbs.jp(リンク切れ)
(2)まっすぐ来ようとしているのか、よけようとしているのかわからない人
こういう場合、こちらが先に右か左によけ、相手にその反対側に向かって歩くように合図を送りましょう。
合図といっても言葉やジェスチャーは不要です。どちらかに動いてあげれば、相手はわかってくれるはずです。
わかってくれなさそうだったら、右か左によけた後、立ち止まりましょう。そうすればほぼ間違いなく自分が意図した方向に動くはずです。
(3)特に自転車で、ふらふらしながら進み、危なっかしい人
自分が左右のどちらかによけ、立ち止まりましょう。
相手が自転車に乗ったまま進めるようであればそのまま進むでしょうし、それができそうになければ自転車からおりるはずです。
すべてが、以上の3パターンでだいたい分類できるはずです。
それと、以上のパターンいずれも、こちらに向かってくる人や自転車を事前にしっかり見て、どんな様子かを観察することが必要ということになります。
2.人生そのもの
前から自分のほうに向かってくる人や自転車。
これからやってくるであろう困難とか苦労とか、社会人生活と考えると、人生そのものではないでしょうか。
遭遇した困難なトラブルをしっかり見て、分析して、それにどう対応するか自分のスタンスを定めて向かう。
1-(2)のケースは、新たに社会人生活をスタートさせた新入社員にあてはめられそうです。
仕事をするには、職場で遭遇する試練にどう立ち向かうか。
相手をしっかり見据えて(仕事の内容をしっかり学び吸収して)、少しよけて(自分なりの勉強、努力をして)通り過ぎる(仕事で成長する)。
1-(1)のケースは、初めて社会人になった新入社員が「この仕事は自分に合わない」とかいう程度の理由ですぐに会社をやめることを想定はしていません。
強い意思で向かってくるトラブルは、たとえば直近でしたら電●のようなブラック職場、上司にどう立ち向かうか、です。
そのまま正面衝突して、そこでケンカするのも手ですが、左右どちらかに凜としてよけて(苦しすぎる状態を客観的にとらえ)、トラブルが通り過ぎるのを待つ(会社のコンプライアンス窓口に相談する、労基署に駆け込む、あるいは会社を辞める)。
1-(3)のケースは、自分がこれからの人生をどう進んでいくのか、目標、ターゲットがまだ十分定まっていないとき。そんなときは、いったん立ち止まり、自分というものを見つめなおし、意志をしっかり強く持ち、進んでいく。そんなイメージです。
これらのたとえは、人によってはしっくりこないということもありえましょう。
でも、言いたかったのは、横断歩道の通り抜けも、人生の縮図としてとらえる想像力ではないか、ということです。
以前も、想像力ということについては触れています。
以下の記事もそうです。
[st-card id=172 label='' name='']想像力を働かす、それをどこに向けるか、それが違うだけ。
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