「レオン」は愛するとはなにか、人とは何かを問う映画

私が何回も観た映画はいくつかありますが、筆頭は「レオン」です。

 

ジャン・レノ演じる殺し屋レオンと、彼を愛するマチルダことナタリー・ポートマンの愛の映画です。

 

私は今「愛の映画」とご紹介しましたが、この映画をアクション映画ととらえる人もいるでしょう。でも、私は愛の映画、人間とは何かを考えさせてくれる映画です。

 

最初、この映画を観たのは、映画館だったと思いますが、完全版ではありませんでした。それでも、アクションシーンのかっこよさ、結末など、面白かった。

で、その後テレビでも観ました。映画館にも行ったかな。

 

数年後だったか、完全版を映画館に観にいって、そこでこれまでの映画「レオン」が違う印象を持ってきます。そう、そこで初めて、この映画は愛の映画だと思いました。

最初は、マチルダからレオンへの一方通行の恋愛感情なんだけど、その後レオンにも、じわっと人を好きになる感情がわいてくる。

これまで人を好きになったことのない人生を送ってきたレオンは、人を好きになる、愛するということをうまく受け止められない。

そして、少しずつお互いがお互いを好きあっていることをわかってくる。

でも・・・、レオンは殺し方が下手くそになってくる。麻薬捜査官を演じるゲイリー・オールドマンを復讐するため行動するマチルダを守ろうと、怪我もおう。

そして最後は・・・。

 

愛するものがない人間は無鉄砲で強い。自分のこと以外は何も心配するものがないから。

愛する人がいるとき、人は弱くなる。

そんな映画でした。

映画館、テレビ、DVD購入・・・。総計 30回ほどは観たかな。

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