この看板、見づらいかもしれませんが、

「お客様 10分ですぐ帰ります」

と書いてあります。

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ここはご婦人向けの衣料品店ですが、店長さんは、用事を済ませるために外出し、10分したら戻ってくる、と考えて、このお知らせを貼ったのだろうと思います。

たとえば、店長は13時に外出、13:10に戻ってくる、ということだったと思います。

でも、客がこの貼り紙を見る時刻はバラバラ。

13:01に見た客は13:11に戻ってくるだろうと予想する。

13:09に見た客は13:19に戻ってくるだろうと予想する。

そう、「10分」という表記は、不正確で不親切だ。

客にわかりやすく書くのなら「13:10には戻ります」と、時刻を書くべきだ。

わたしもそうだが、「時間」という表現はわかりづらい。

ざっくり区別すると、

  • 時間:10分、1時間というような長さ
  • 時刻:13時01分という、ある時点での時刻

という違いがあるはず。

でも、英語にすると、どちらもTIMEになるんだよね〜。

(使い分ける単語があれば、どなたか教えてください)

「パート1」でご紹介した「本日定休日」も本質的には同じだ、とわたしは考える。

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時間と時刻、読む人が誤解ないよう、しっかり使い分けたいもの。

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