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電磁波で死んでしまう前に

スマートフォン

わたしにとって最大のケータイおもいでは重いで〜

2017年3月18日

特別お題「おもいでのケータイ」

 

sponsored by KDDI

 

「おもいで」と「ケータイ」を組み合わせたら、わたしにとってはこれしかないでしょう。

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ソニー SO201

※この写真はネットから借用しました

 

auじゃなくてすいません。ドコモです。

ソニーの「SO201」という携帯です。

左上の部分にあるジョグダイヤルという部分で、かける相手を選んで電話をかけるという操作をします。

その動作を「くるくるピッピ」と表現して、それをキャッチフレーズにしてCMもやってました。

渡辺由紀さんというかわいいモデルさんが登場してました。

http://www.moffice-g.co.jp/models/yuki.html

いまでは「YUKI」という名前にされているんですね。

これ、わたしのケータイデビューの機種でした。

 

デビューしたのは、ケータイが欲しかったから、とか、ケータイが必要になったから、ということではありませんでした。

父が使っていた携帯電話を譲り受けたものでした。

父は、土木関係、水道関係の会社をやってました。社長です。わたしは社長の息子です。

でも、数人の従業員で、全然仕事がないド田舎でしたので、空いた時間でやってる農業の方の収入が上だったんじゃないか、と思います。

まあ、とにかく、仕事がそんな仕事なので、工事現場、作業の現場にいて、連絡を取る必要がありますので、携帯電話が必要でした。

でも、病気をして、仕事ができなくなりました。“あの”悪性の腫瘍ってやつです。

 

仕事どころか、入院→手術→入院を繰り返している状況。

そんなわけで、余っていたくるくるピッピを譲り受けたのでした。

で、名義変更をすることにしたのですが、その手続がめんどくさかったのなんのって。

詳しくは覚えてませんが、住民票やら戸籍抄本やら取り寄せたような。

あとからケータイ販売会社の個人認証のずさんさが問題になったので、あとから考えたらそういう手続が必要だったんだろうと納得はしましたが。

 

腹が立ってしょうがなかった。

父の腫瘍というのはのどちんこの部分でした。手術というのはその部分を切除するものでしたから、手術のあとはしゃべれなくなるんです。それも、ケータイを譲り受けた理由の1つだったのですが、「名義を変えたい」とドコモの窓口で申し出たところ、「ご本人さん(父のこと)とお電話で確認したいんですが」と店員。

「のどの手術をしたので、しゃべれないんです」

結局、この電話のやりとりができなかったため、上記のような書類を取り寄せるなどして煩雑になったのですが、ねえ。

なんか、こちらの事情を汲んでもらえなかったのが、哀しかったねえ。

父はほどなくして亡くなりました。

その後、ドコモ→au→SIMフリー。機種もいろいろ使いました。

もう処分したと思ってた「くるくるピッピ」が、ダンボールの奥から見つかりました。

この機種だけは処分せずに大事にとっておこうかな。



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