審査員が評価される始末、M-1。2023もそうだったね、2022に続き

M-1グランプリは、審査員が評価して優勝が決定する大会ですが、審査員も審査、評価される大会でもある、という珍しい存在です。

 

2022年、そして今年2023年も結局は(審査員が評価される番組という存在)そうなってしまいました。

 


まだ投票(アンケート)を受け付けてます。ぜひ。

(投票は、12月26日6時頃まで)


 

 

山田邦子の功罪

山田邦子のことをもともと面白いと思ったことがないブログ管理人(わたし)ですので、彼女が審査員として初登場した2022年から少しばかり嫌な感じだったのです。

案の定、2022年はトップバッター、カベポスターへの84点事件。2023年にはさや香への異常な高得点で振り回されました。

大会史上2人目の女性審査員が山田邦子なのは、ちょっと荷が重いというか、非力というか。

 

「功罪」と書いたけど、彼女に功はあまりなくて、罪が多い。

「彼女がいなくても、最終結果に影響しなかった」と、彼女の採点を評価する方々(悪い影響はなかったという診断)も少なからずいるのですが、少なくとも2022年の大会でカベポスターに84点という採点をした瞬間、

「山田邦子はまともに評価できるのだろうか?」

とブログ管理人を不安にさせ、2組目(真空ジェシカ)で95点と、乱高下する採点で不安が的中することになるザワザワは、不要であります。

(テレビの視聴者にも少なからずそういう人がいるでしょう)

数点差で勝ち負けが決まる大会なので、得点を乱高下させるのは次の演者、そして観客・視聴者を不安にさせる。

少なくともその点においては、困った存在でした。

 

上沼恵美子にも疑問を感じることはあったのですがね。

 

 

女性審査員3人目の海原ともこ、彼女は悪くなかったです。てか、好印象。

「面白いのを面白いと評価します」的な発言してたのが、“視聴者と同じ、そのとおり

今後も続けてほしい。

 

 

さや香への採点の疑問

さや香のファーストラウンドの演技は、面白くなかった(笑わなかった)、わたしは。

「あかんかったな」と残念な気持ちになった直後の審査員の高得点。

松本人志の89点以外は、皆90点台。

「そんなに面白くなかったやろ、吉本興業への忖度?」

 

と思わずツイートしてしまったのでした。(以下)

 

 

さや香が好きなわたしなので、逆に面白くなかった演技で高得点だったのは不快な結果になったのでした。

 

 

敗者復活戦が楽しめた

2023年は、敗者復活戦の方が面白かった。

採点方法がよかったのか。出演者がたまたまなのか。わかりません。

敗者復活戦は、会場の観客が投票してブロック(A、B、Cの3つ)毎の勝者を決定⇛各ブロックの勝者3組の中から、芸人審査員が1組を決定するという選考の手順を踏みました。

 

トム・ブラウンら、意味不明・奇抜な芸が高い評価を得ていく場面もあったけど、最終的にはスタンダードな芸を披露する演者が勝つ結果を、芸人審査員の誰かが

「観客の投票が、結局は良い!」

的な発言をしてたのが象徴的でした。

敗者復活戦を制したシシガシラが本戦ではいい結果を出せませんでしたが、ザセカンドで優勝したギャロップを彷彿とさせるハゲネタを、新たな切り口から笑いに変えていくしゃべりは、良かった。

 

 

 

ま、お笑いも、好き嫌いはあるので、人それぞれ。

M-1も、楽しめたかどうかは人それぞれ。

 

 

おすすめの記事