私には夢があります。
キング牧師の有名な演説「I Have a Dream」のような、たいそうなものじゃありません。
到達地点としての夢ではありません。「こういう状態を目指したい!」というのではなく、ある行動をしたいという夢です。とっても簡単に実行できるものです。
でも、なかなか実行に踏み切れません。
わたしの夢なんて誰も知りたくないでしょうが、宣言してしまう有言実行の精神から、ご紹介しちゃいます。お付き合いください。
1.どんな夢?
いつもとは左右、反対の行動をする、左右の逆をする、という行動です。それを、朝起きてから寝るまでずっとやって、1日過ごすというものです。
たったそれだけです。
「えっ、どういうこと?」
と感じられた方へ、説明します。
例えば、
- いつもは右足から靴をはいているのを左からはく
- 箸を持つ手を、右から左に変える
- 腕時計を左から右に変える
- スマホの操作を、いつもとは反対側の手でやってみる
などです。
どうです、簡単でしょ。
簡単だけど、できないこともありますので言っておきます。
日本では、自動車は左側通行です。これは左右反対にするわけにはいきません。
道を歩く時の右側通行を、法律に反して危ないというレベルで左側を歩くということを行うわけにはいきません。(左右のどちらかに幅の余裕のある歩道が確保されていて、その反対側は狭く危ないという場合は歩道を歩くのが正義でしょう。)
左で字を書いてみるのはいいんだけど、仕事の場で、急ぎの用件を書き留める時は、そういうわけにはいきません。プライベートならいいけど。
なので、できる範囲で、という条件付きにはなります。
2.夢の目的
「それって夢って言えるの?」
「それで何がかなえられるの?」
と反応された方がおられるのではないか、と思います。
実は私も、夢と言えるのか、と問われたら反論できません。
このことで何を達成しようと考えているのか、あるいはこれをやったことで何が満足できるのかわかっていません。
なぜ、こういうことを夢にしようと発想したのか。
どこかで、誰かから「左右反対の行動をしたら面白い」というような話を聞いたのがきっかけだったのか、全くの自分のオリジナルの発想なのか、それさえもわかりません。いつからこの夢をいだくようになったのか、それさえもはっきりしません。
でも、確信みたいなものはあります。それは、
- モノや世界の見方がガラッと変わる
- バランス感覚が向上する
ということです。
そしてそれが、自分には必要だし、魅力的でもある、ということです。
【参考まで】
3.なぜ実行に踏み切れないか
この夢はとても簡単なことですが、実行に踏み切れません。なぜか。
(1)風邪をひく?
「腕時計を、いつもとは反対側の腕に着けると風邪をひく」
という、ホントかうそかわからない迷信があります。
今まさにインフルエンザが流行を始めようとする時期、ちょっと不安になります。
(2)めまい症
私はめまい症の持病を持ってます。
右と左を変えることにより、空間の認知がうまくいかず、めまい、ふらつきを起こすのではないか、という不安があります。
4.実行する
不安はあるものの、いつかは実行します。
が、不安の解消、事故・トラブル回避のため、休日の、あまり予定が立て込んでいない日にやってみたいと思ってます。
実行しましたら、その結果をご報告させていただこうと思ってます。
もし、私より先に実行した、あるいは経験をお持ちの方はぜひとも教えてください。
5.最後に
将来の活躍が期待される、若きアスリートを紹介する「ミライモンスター」というTV番組があります。
先日の放送で、女子体操選手、土橋ココさんを紹介してました。彼女の父親が、バランス感覚を養わせるという目的で「左手(利き手とは逆の手)に箸を持たせる」というのをやってました。
「なんだよ、俺より先にやってるよ」は冗談です(笑)。
私の夢の発想(の一部)と似たようなものだろうと思います。
土橋ココさんの活躍にも期待して、おれもやってやるぜ。
【追記】2017/04/16
こんな記事を知りました。びっくり。
【朗報】鬱を一発で治す方法、ついに見つかるwwwwwwwwwwww - 思考ちゃんねる
【さらに追記】2018/03/24
堀正岳氏の著「ライフハック大全」という本に、「利き手と逆の手を使ってマインドフルネスを体感する」という項があります。マインドフルネスの意味とか効用などは、リンク先(ウィキペディアです)などを参照いただくことにしまして、参考にしていただければと思います。
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- 作者: マーティン・ルーサー・キング・ジュニア,山久瀬洋二
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