荒れる政局にあきれる国民、アレルギーを感じるわたし

いやはや、政局は大荒れでございます。

同じ日に、野党第一党(一応)の党首、大臣が辞任です。

そして、参議院議員が不倫で謝罪というオマケ付きです。

f:id:e-wave:20170727192723j:image

荒れる政局は、まるで↑この波のようです。

という漢字を訓読みすると「まつりごと」です。

そういや、昔は、SNSなどの炎上のことを「お祭り状態」などと表現していましたね。

いまは、「まつりごと」が「おまつり」状態ですわ。

シャレにもならない。

 

政治に詳しくないわたしが思う、「いよいよ今の政治がおかしな感じになってきた」時期は、森友学園ネタが出始めたころです。

 

籠池理事長(当時)はおもろいおっさんやな、アブナイくらいだな、と思っていたら、その「相手」である安倍首相の方がよっぽど危なくなってきた。

周囲が一生懸命になって安倍首相を守ろうとするも、それが逆におかしな色合いを増すことになります。

菅官房長官もあたふたするし。

野党のツッコミも甘いまま。

 

 

加計問題も出てきました。

官庁で最も格下と言われているらしい、文部科学省の元事務次官が反旗。

 

警察と新聞を使って印象操作するも、的外れ。

失言が続く政治家が追い打ちをかけます。

今日辞意を表明した防衛大臣、ヒラ政治家を捏造した書類を示して攻撃する選挙対策責任者・・・。

挙げればキリがないのでやめますが。

ツッコミどころ満載な閣僚、与党なのに、ツッコメない野党もなさけない。

 

惨敗だった自民党の都議会議員選挙のさらに上回る惨敗だった民進党。

わたしは特定の政党の支持をしていません。アンチ●●でもないし、誰かが嫌いでもない。

身内に政治家もいない。

なるべく、公平公正なスタンスで理解、判断し、選挙権を行使しようとしています。

こんな激しい政局の乱れに、政治の浄化を期待しましたが、無理そうですね。

 

わたしが、このたびのお祭り状態に最も疑問を抱いたのは、見事なまでにファンとアンチが分かれ、正常な判断とか解釈ができない、当事者たちの周囲です。

周囲とは、政治評論家とか有識者とか、さらに言えばメディア、マスコミです。

 

なぜに、郷原信郎氏(@nobuogohara)のような、事象を整然と整理し、偏った思想無く、法律はもちろん、違法と言えないレベルのコンプライアンス上の観点からも批評をする人物がほとんどいないのか(≒郷原氏以外にいないのか)、が不思議です。

わたしが知らないだけかもしれません。

 

でも、たとえば政治評論家の肩書きを持つからには、弁護士(元検事)の郷原氏と同程度、あるいはそれ以上の評論をすべきと期待するのに、ね。

このゴタゴタ、カオスに、不倫ネタをブッこむ週刊新潮もなかなかです。

 

 

「離婚調停中」と誘う市議の甘言に自分の立場も忘れ、写真も撮られ(あの新幹線グリーン車の写真、ひどすぎるにもほどがあるとは思うが)、脇が甘い。

 

ただでさえ、安倍チルドレンがトラブル連発中、自分自身も注目される立場にあることをわかっていなかった。

そんな身勝手な政治家が辞意や謝罪の連発。

そんなの「辞意」じゃなくて「自慰」じゃねえか、と下品なダジャレで締めくくろうとするわたしをお赦しください。

 

おすすめの記事