高校生のみんな:まだ間に合う、週末の投票までにやっておくこと

いよいよ今週末は選挙ですね、いや正確には投票ですね。

選挙権年齢が18歳に、ということですが、「選挙」とは、議員とか首長とかを選び出すこと全体をさす言葉ですから、今週末に行われる「投票」とはいっしょくたにしちゃいかん。投票は選挙の一部。

期日前投票ならすでにスタートしているので、今週末の投票というのも正確ではありません。

 

まあ、細かいことは抜きにして、とにかく投票です。参議院議員の選挙です。

 

投票が近づくと、政党や立候補者の主張、政策(やりたいと思っていること。マニフェストと表現されるようになりました)などが書かれた紙が、新聞などと一緒に配付されます(新聞をとっていない人のところにも配られるはずです)。

それを読むのもいいですし、テレビでの党首討論やコマーシャル、政党や立候補者のWEBサイトなど、いろいろなメディアで、誰を、どの政党を選ぶか、情報は与えられています。

でも、ぶっちゃけ、積極的に、自分からそれらのメディアにアクセスして情報を得ようとするのもめんどくさい。

このブログ記事のタイトルを検索してここにお越しになられた方は、特にそうじゃないでしょうか。(失礼がありましたら、ごめんなさい)

そんな方に、こんな方法で投票を考える方法もありまっせ、とご紹介。

 

1.Yahoo!みんなの政治

政党との相性診断 | 参議院選挙2016 - Yahoo!みんなの政治(リンク切れ)

 

2.毎日新聞ボートマッチ

毎日新聞ボートマッチ えらぼーと 2016参院選

 

いくつかの質問に答えた結果、自分の想いがどの政党に近いかを判定してくれます。設問に簡単に答えるだけです。簡単です。

参考にするにはいいと思います。
でも、政党のどこに投票するか、について政策以外にも考えないといけないことはあります。

たとえば、政権担当能力。

考え、方針は一致しているけど、果たしてその政党が政権を担当できるかどうか。
まあ、それを言い出すと、現時点で俎上にあがるのは、自民党(そして与党を組んでいる公明党)、民主党から名前が変わった、一度は政権を担当した民進党くらい。

その民主党も、政権を担当したときの能力は散々にこき倒されてます。(こき倒した連中の中には民主党に投票した人間もいるだろうが、無責任にしか批判しとらんやつもいるだろうね。)

憲法改正という論点も、自分に考えの一致した内容で改正するならオッケーだけどそうじゃないならオッケーしたくないし、単純な設問で判断するわけにはいかないけどね。

それと、メディアによって、(多分ないだろうけど)特定の政党に誘導するような結果を出すところもあるかもしれない。

だから、これらのサイトを利用しても、あくまで参考に程度にね。
どう判断するかは自分なりに詳しく調べてね。

同じような、マッチングをしてくれるサイトは他にもあるので、複数のサイトでやってみてどんな結果が出たかを比較したり、メディアごとに差があるだろうからその差を調べるのも面白いかもね。

 

3.それぞれの政党をしっかり調べる

blogos.com

それぞれの政党の言ってることをしっかり調べるのが、本来やんなきゃいけないことだね。

上のリンク先のタイトルは自民に好感触なものになってるけど、複数の政党の議員や有識者が記事を書いているBLOGOSなので、調べるのにいいかもしれないね。

これまで選挙権を有していた20歳以上のひとたちも、実はこういうチェックってやってなかったりするんだよね。

だから、今回から初めて選挙権を有することになった18歳〜19歳のみんなが20歳以上の人たちに教えてあげるのもいいかもね。

 

候補者一人ひとりを調べることも必要。

 

新聞をとってたらその地域の候補者のリストやら政策が書かれた配付されると思うけど、とっていない人たちは、上に挙げたリンクが、地域ごとの立候補者を検索できるから、調べてみよう。

初の「18歳選挙」となった、福岡県うきは市の選挙。投票に参加した率は高かったみたいだね。

たったの一票でしかないけど、行使しなければ意味が無い権利。

それなりに調べて、権利を行使しよう。

 

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