食べログにレビューを書くのを止めることにした

食べログにレビューを書くのを止めることにしました。



ポイントをもらったり、その他の恩があったりして(最後の方に書きます)だらだらと止められずにいたのですが、以下のうさぎたんさんの記事を読んで、「俺の経験もさらした上で、レビュー書くのはもう止めようっと」と思った次第です。

しかし、あれだなー。今日ほど「早く仕事終わって、ブログ書きたいぃー」という気になったのは初めてです。家までの時間がもったいなくて、途中下車して居酒屋で書くっていう・・・。

そういう意味では、うさぎたんさんのこの記事はプレミアムフライデーよりもノー残業デーよりも効力があるっていう。

 

わたしの経験

わたしの経験を、レビューの文言そのもの(一部修正)と食べログ側の返信の一部でご紹介します。ちなみに、わたしの以下の経験は数年以上前です。

 

【わたしのレビュー】(指摘を受ける前)
  • 店員「21時までのご利用となります」
  • わたし「えっ。飲み放題を注文してないですよ。だったら時間制限、ないですよね?」
  • 店員「少々お待ちください」
  •  その店員は新人らしい。奥に確認に行き、戻ってきて。
  • 店員「120分です」

なんでやねん? 飲み放題ちゃいますよ? と訴えるもダメ。メニューにもそんなこと書いてないです。

事前の予約でも、そんな話はありませんでした。でも、親族たちで来ていたのでことを荒立てるのはやめておこうと踏ん張りました。

最初の飲み物が出たときに「じゃあ、今が19:15なので、ラストオーダーは21:15でいいですね」と念を押しました。」

 

というレビューを書きました。

 

【食べログ側より】

以上の部分がガイドラインに該当しますので、修正をお願いします。

(わたしの注記:該当しますので、じゃなくて抵触しますので、ということを言おうとしてます)

■該当ガイドライン:

「3.お店へ悪影響を及ぼすかつ内容の確認が困難な事象についての投稿はご遠慮ください。」
・食べログは、お食事をした際の主観的な感想・意見を共有する口コミサイトのため、お店へ悪影響を及ぼすかつ事実関係の確認が困難な事象のご投稿はご遠慮いただいております。

「7.お店への個人的なクレームやトラブルに関する内容はご遠慮ください。」
・食べログは、お食事をした際の主観的な感想・意見を共有する口コミサイトのため、お店に対する個人的なクレームやお店で起きたトラブルに関するご投稿はご遠慮いただいております。

 

わたしが抱いた感想などなど

わたしがそのお店で経験したことは、なるべくそのまま書こうと思い、書きました。

それがレビューの本質ですし、それが食べログを読む人のためにもなるんじゃないかと。食べログのガイドラインにも「主観的な感想」とありますから、“その説明、ちょっと違うんじゃないの?”と本能的に感じたこともそのまま書きました。

かといって、その場で解決すべきことを、その場では何もせず、食べログで訴えようと思ったわけでもないので、おかしいということはその場で店員に伝えています。

でも、食べログにとってはガイドラインに反していると判断されたのでしょう。

食べログ側のこの要請に対し、反論しました。その内容を記録してないのでご紹介できないのですが、結果的にそのレビューは記録されず、削除されました。

 

わたしがこのやりとりを通じて感じたのは、以下のとおりです。

  • 「主観的な感想」をよしとするのは理解できなくもないが、客観的事実をないがしろにすると逆にそのレビューは、他人(そのお店を経験したことないひと)にとっては意味をなさないのではないか
  • 「事実の確認が困難な事象」というなら、誰が事実の確認をするのか。レビューワー(レビューをする人)が述べた具体的な出来事、事象の記述は無視するのか
  • ミシュランみたいに、食べログの調査員がそのレビューを確認するくらいの心意気があって、「事実の確認が困難な事象」と述べているのか
  • 事実の確認が困難だとしたら、食べログとは投稿者の主観的な感想だけで成り立っているサービスなのか、それでいいのか

「食べログとは投稿者の主観的な感想だけで成り立っているサービス」なのでしょうか。

この事業を興したときには気概があったのかもしれないけど、お店に気を遣ったり、予約システムを導入しないんだったら評点を一律下げるぜ、としたり、随分とレビューワーとは反対側の連中が中心のサービスになったもんだぜ。

口コミガイドライン [食べログ]

当時の出来事と、今日確認した「口コミガイドライン」にさほど違いは感じられませんでした。

 

その昔、食べログからメールがきました。お食事会へのお誘いです。

わたしが住んでたその街は、小さな街ではありません。そこそこ大きな都市です。なので、グルメでもなく、レビューの数も多いわけじゃないわたしごときがお誘いを受ける人間じゃない、と、そのお誘いに不審な感じがしたので、何回かやりとりしましたが、間違いなさそう。で、結局集まったわたし以外の皆さんはすごいグルメ、知識人。

「ははー、俺はこのコミュニティにいてはならない、しょぼい人間だ」と思いました。その会はとても刺激的で、有意義なものでしたが、逆に食べログを遠く感じるようになりました。

その会合が開催されたのは、わたしの感覚では、食べログが、多くのユーザーらから「あいつら、ちょっとずれてる」と思われ始めた時期でした。

なんというかなあ、純粋なレビューを、大量データとして扱い、レビューワーの顔が見えないとぞんざいにし始めた感じ。

だから、レビューする人たち(レビューワー)にごちそうし、離さないとする思惑を感じました。高そうなお店でしたので、楽しんだ人間が言う資格はないですが。

その後も、予約システムを入れてないから評点をいっせいに下げるとか、枚挙に暇がない数々のレビューサイトとしてふさわしくないニュースを出し続けました。

もう、連絡先、ロケーションの情報の参照先としてしか価値がなさそうになりました。

わたしにとっては今後、その用途としかなさそうです。残念ですが。

 

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