ASKA(逮捕?→!)、はてブロ、大富豪ゲームに想うことを書いた

ASKAが逮捕されました。

ASKA逮捕再び

 

「ASKA、逮捕(されるかも)」の報が出たのはまだ逮捕される前で、その報に接したASKAがブログで「報道は間違っている」旨の記事を連投していたのですが、そのブログはなんとはてな。ASKAははてなブロガーだったんですね。

それでいろいろ考えさせられることを書こうかな、と。

あ、決してASKAをディスる記事ではありませんので、念のため。

 

1.有名人だと、ブクマがすごい勢いでうらやましい

ASKAは、今日、「逮捕されるかも」のニュースが出てから4つの記事を書いてます。

-----

f:id:e-wave:20161128220316p:plain

-----

すごいですねえ。

次々と書き込んだ記事が、軒並み数十〜数百のはてなブックマーク(はてブ)。

有名人になれば、大したことない記事でもこの勢いですよ。

まあ、急激に注目されることになったからこその、このはてブの勢いではあるわけですが。

 

それでも、芸能人、有名人のブログって、ちゃんとした文章じゃなくてもアクセスをたくさん稼げることは間違いないですよね。

 

その昔、羞恥心というグループで歌を歌っていたタレントが、ブログで記録的なアクセス数を記録していた時期がありますが、彼のブログって確かだらだらーっとした文章が続くだけのものだった記憶ですが、あれが記録的なアクセス数を稼いでいたのがなんか腹立たしかったなあ。

有名人であればあるほどアクセス数はあがるし、そのブログに広告が載っていればどんどん広告収入が増える。

 

2.トランプ「大富豪」

トランプで「大富豪」というゲームがありますね。

あれって、最初はなにもハンデ無しでプレイし、2戦目からはプレイ前に

  • 1位(富豪):最も弱いカード1枚を3位(ヒンミン)に出す
  • 2位(平民):そのまま
  • 3位(ヒンミン):最も強いカード1枚を富豪に出す

という儀式をやって始めます。これって、強いプレーヤーがどんどん強くなり、弱いプレーヤーはどんどん負け続ける。

弱い人間がどんどん不利な状況を続けなければならないってルールですよね。

4人で対戦した日にゃ、

  • 1位(大富豪):最も弱いカード2枚を3位(ヒンミン)に出す
  • 2〜3位(平民):そのまま
  • 4位(大ヒンミン):最も強いカード2枚を富豪に出す

という、さらに有利不利なルールですよ。どんだけ差が開くんですか。

先に書いた、有名人はアクセスが増え続ける現象と同じようにみえませんか。

わたしには見えます。

 

3.強い者がさらに強くなり、弱い者がさらに弱くなる仕組み

この2つに通じることって、「強い者がさらに強くなり、弱い者がさらに弱くなる仕組み」ですよね。

これは、有名人のブログや大富豪にかぎらず、時々見かけませんか。

なんか不思議な、おかしなルールじゃないかなあ。

お金持ちがよりお金持ちになれる、そうじゃない人はよりそうじゃない状態に陥るという・・・。

収入が多い人に対する累進課税みたいに、逆の仕組みにならないもんでしょうか。

「わたしのブログは魅力的なのに、なんでアクセスが増えないのか?」と言っているんじゃないんです。(でも、ほとんどの方にはそう聞こえるだろうなあ)

わたしは有名人じゃないというずっと以前に、文才がない、あるいは魅力のある記事を書ける人間じゃない。だからアクセスが増えないのはしょうがない。

だけど、そうじゃない場面で、強いやつはより強い、安定的な立場が得られるルール、仕組みが存在してる、それを本能的に「おかしい」と思える感覚、修正しようとする力学が働いてくれないか、そんなことを以前から疑問に思っていたんです。

そう、神児遊助のブログの出現ころからかなあ。

(名前、言うてるやん!)

非力な人間のひがみなエントリーでした。

失礼しました。

 

おすすめの記事